ガイアックスは1月22日、3月1日にゲーム事業部門を会社分割し、新設会社であるUTDエンターテインメントに承継する分割計画書を取締役会において承認し、新設会社の発行済み全株式をインデックス・ホールディングス(インデックスHD)へ譲渡することを決議した。
会社分割は、株主総会の承認を得ない簡易分割による分社型新設分割方式で行われる。新設会社の資本金は1000万円の予定で、代表取締役社長には越知雄一氏が就任する。
会社分割後、新設会社が分割に際して発行する全株式1000株をガイアックスに割り当て、ガイアックスは割り当てられた全株式を株式譲渡契約書に基づきインデックスHDへ2億6800万円で譲渡する。
ガイアックスは、オンラインゲーム事業を戦略的投資事業として推進し、今期から投資回収を行う予定だったが、市場環境の変化や競争の激化等により、事業をさらに成功させていくためには一層の資本の投下が必要と判断。今回の会社分割および株式譲渡により、オンラインゲーム事業から退き、今後はコミュニティソリューション事業に資本を集中させて経営基盤を安定化し、確実な成長を目指すとしている。
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