Microsoftは米国時間1月12日、「Internet Explorer(IE) 7」をインストールした人の数が1億人を超えたと発表した。これでIE 7は、前バージョンである「IE 6」に次ぐ、米国で2番目に多くのユーザーが使用しているブラウザとなった。
MicrosoftのグループプログラムマネージャーTony Chor氏は、IEに関するブログIEBlogの中で、「1月8日にIE 7のインストール数が1億を突破したことを、非常に喜ばしく思っている。しかし、インストール数より重要なのは、その利用頻度だ。われわれがブラウザの使用状況の調査を依頼しているWebSideStoryによると、今週までに米国でウェブサイトを閲覧した全ユーザーの25%以上がIE 7を使用していたという。これにより、IE 7はIE 6に次いで2番目に多くのユーザーが使っているブラウザになった」と記している。
Microsoftは、同ブラウザの対応言語を増やし、「Automatic Update」を経由してより多くの「Windows XP」ユーザーへ配布を行い、1月末に「Windows Vista」の一般向け販売を開始すれば、IE 7の利用数はさらに増加すると見込んでいる。XPユーザーは2006年10月からIE 7をダウンロードできるようになっており、Vistaにも同ブラウザがバンドルされる。
一方で、競合する「Firefox」も前進を続けている。最新版「のFirefox 2」は2006年10月にリリースされた。Mozillaはまた、「Firefox 3」の初期テスト版であるアルファ版もすでに発表している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果