日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は1月9日、記憶容量1テラバイトの3.5インチハードディスク(HDD)「Deskstar 7K1000」シリーズと「CinemaStar 7K1000」シリーズを発表した。
両HDDは、いずれもディスクの回転数が毎分7200回転で、インターフェースがパラレルATAおよびシリアルATA。垂直磁気記録方式を採用した。
Deskstar 7K1000について、日立GSTは「高性能PC、ゲーム機、外部ストレージデバイス向け」と説明する。耐衝撃性を考慮してヘッドロード・アンロード設計としたほか、「きめ細かな消費電力低減を可能とする」(同社)3つのアイドルモードを備える。2007年第1四半期にシリアルATA対応モデルを製品化する予定。そのほかの主な仕様は以下の通り。
一方CinemaStar 7K1000は、デジタル映像アプリケーション用に最適化しており、デジタルビデオレコーダ向け。ホストがHDDのエラー回復処理を制御する「スムーズストリーミング技術」により、映像データのHDDからの読み出しを円滑に行えるという。日立GSTは、「寝室での動画鑑賞のときも気にならない低騒音化設計」を施したとしている。2007年第2四半期に製品化する予定。
さらに、現在OEM顧客がサーバ向け1テラバイトHDDの評価を行っており、日立GSTは2007年第2四半期に製品化する予定と発表した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」