百度、2006年の検索ワードランキングを発表

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 最近日本進出の発表で日本でも話題になった、中国で最も人気の検索サイト百度(バイドゥ)が2006年の検索ワードランキングを発表した。日本ではYahoo!gooなどが同じく検索ワードランキングを発表しているので、双方を比べるとお国柄の違いを垣間見ることはできるだろう。

 トータルで頭ひとつ抜けてトップだったのが「MP3」。バイドゥがその年の検索キーワードを紹介するのは2004年より始まり2006年で3回目となったが、この言葉が3年連続で不動の1位となった。中国人のインターネット利用者にとって、MP3は切っても切れない関係なのだろう。これが1位から転落するとき、音楽の著作権侵害は少なくなるのだろうか。

 2位から6位までが僅差で2位グループを形成している。2位がオンラインのレースゲーム「Crazy Racing(筆者注:検索語は中国語だが、日本語漢字の表記ができないため、英語名に変換した表記としている)」。ボンバーマンのようなキャラクタデザインが特徴のマリオカート風のレースゲームだ。3位は中国のインスタントメッセンジャー「QQ」。4位が中国で最も知名度のあるPtoPダウンロードソフト「迅雷」。5位がオンラインの音楽ゲームの「勁舞団」 。6位が2005年に流行したオーディション番組「超級女声」で優勝し一躍有名になった女性「李宇春」。ちなみに女性著名人ランキング上位は、超級女声で上位に入賞した人が独占したほか、テレビ番組ランキングでも超級女声がダントツの1位。

 7位から10位で3位グループを形成。7位は中国で人気の武侠モノと呼ばれる中世の中国世界が舞台のオンラインRPG「武林外伝」。8位は「網絡電視(ネットワークテレビ)」。中国でも2006年は続々と動画コンテンツがメインのサイトが立ち上がった。9位は「世界杯(ワールドカップ)」。ワールドカップでは多くの中国の若者が熱狂し、ポータルサイト「捜狐」でのワールドカップのライブ映像配信や、スポーツ解説者によるワールドカップ解説のブログは話題となった。10位は2006年中国政府がスローガンのようにあらゆる場所に張り紙や看板を建てて訴えている言葉「八栄八耻」。

 結果を見ると、ランキングトップ10のうち、オンラインゲームが3タイトルエントリーされるなど、中国のインターネット利用者が若者に集中していることがそのまま反映された結果となった。日本の検索ワードランキングで「mixi」「2ちゃんねる」「楽天」「YouTube」などサイト名が上位にランクインするのとは異なり、サイト名は1つもトップ10にランクインされていないのも興味深い。

 バイドゥの検索ワードランキングを公開しているページでは、ほかにも日本でもありがちな「テレビ番組ランキング」「映画ランキング」「車ランキング」から、いかにも中国らしい「10大歴史王朝ランキング」「10大中華料理ランキング」といったものまでいろいろ紹介している。他にも日本でいえばYahoo!知恵袋のような、参加者同士で質問を出し回答する掲示板サービス「百度知道」の質問で最も多かった「なぜ〜なのか?」「どうやって〜できるか?」「〜ってなに?」「〜は必要?」のそれぞれのランキングトップ10も紹介している。それぞれの1位のみ紹介すると「なぜ長征は必要なのか?」「どうやってダイエットするか?」「愛ってなに?」「名著を読むことは必要?」となった。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加