SBIグループで投資情報サービスを手がけるモーニングスターはこのほど、インターネット広告代理店シーエヌエーを買収すると発表した。買収後、シーエヌエーは商号を変更し、SBIグループのインターネット広告代理店分野における中核企業として業務を行う。
モーニングスターがシーエヌエーの第三者割当増資を引受け、同社株式の93.0%にあたる2657株を取得する。これによりシーエヌエーは資本金/資本準備金を1億700万円増資する。
SBIグループではこれまで、セプテーニとの合弁会社キャナウをインターネット広告代理店分野の中核企業としてきたが、「今後はシーエヌエーがSBIグループのハウス・エージェントとして機能していく」(モーニングスター)という。
シーエヌエーでは、SBIグループが運営する投資信託、保険、ローンの比較サイトなど各種インターネット関連サービスを支援する。また外部企業に向け、SBIグループが持つインターネットプロモーション関連のリソースやネットワークを使った付加価値サービスを提供する予定。
このほかモーニングスターでは、シーエヌエーが手がけるシステムコンサルティングなど既存の付加価値サービスを高く評価。モーニングスター子会社のゴメス・コンサルティングが行うウェブサイト評価/分析サービスとの相乗効果を見込む。特に金融機関向けサービスの強化を図るという。
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