ICANN、「.asia」をトップレベルドメインとして承認

文:Candace Lombardi(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2006年12月11日 13時03分

 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)は米国時間12月6日、ブラジルのサンパウロで開催された年次総会で(DotAsia Organizationとの)「.ASIA Registry Agreement(.ASIAレジストリ契約)」を承認した。これにより、アジア太平洋地域の企業はもうすぐ「.asia」ドメインを登録することが可能になる。このトップレベルドメインは、DotAsia Organizationによって管理される予定。.asiaドメインは、日本の「.jp」や中国の「.cn」といった各国ドメインを補完する形で利用される。

 ICANNはカリフォルニアに本部を置く組織で、「.com」のようなgTLD(generic Top-Level Domain)へのトラフィックを誘導することをはじめ、インターネットの技術面を管理している。インターネットの進化の背景から、ICANNの最終的な監督権は米国商務省にあり、これが各国との争点となっている。ICANNの声明によると、DotAsia Organizationはアジア太平洋地域に本部を置く初のgTLDレジストリだという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]