ビートレンド、ケータイHTMLメールを使った通販システムをASPで提供

ニューズフロント2006年11月29日 18時02分

 ビートレンドは11月29日、携帯電話向けHTMLメールを利用した通信販売システム「メール通販パック」を発表した。携帯電話向け電子商取引(EC)サイト作成ASP型サービス「BeMss」の一部として同日から受注を開始する。

 ビートレンドによると、最近、携帯電話キャリアでは「デコメール」(NTTドコモ)、「デコレーションメール」(KDDI)、「アレンジメール」(ソフトバンクモバイル)など、文字の装飾や画像の挿入が可能なHTMLメールサービスを強化している。

 新たに提供するメール通販パックでは、HTMLメールに商品のサムネイル画像を表示し、ネット決済システムへのリンクを張る。サムネイルのリンクを選択することで、購入用のウェブページに接続し、より大きな画像を3種類まで表示する。

 携帯電話端末は、キャリアや機種ごとに受信できるメールの容量に制限があるが、HTMLによるサムネイル表示を使えば、1通のメールに5〜10点の商品画像を掲載できる。ビートレンドでは今後、商品画像の自動サムネイル化機能などを追加する予定。

 2次元コードを印刷したカタログを使う従来の携帯電話向け通信販売に比べ、コストを大幅に低減でき、頻繁な情報配信を行えるという。利用料金は月額4万円からとする。

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