ファンコミュニケーションズは8月21日、ビートレンドと携帯電話向けアフィリエイト広告事業に関して業務提携したと発表した。ビートレンドの携帯向け電子商取引(EC)サイト作成ASPサービス「BeMss」を、ファンコミュニケーションズの携帯向けアフィリエイト広告サービス「Moba8.net」に対応させる。
携帯ユーザー向けのECサイトを経営する小売事業者は、BeMssのショッピングカート機能と、Moba8.netの成果報酬型の広告/販売促進活動機能を組み合わせて利用することで、「ショッピングモール型ECサイトに出店しなくても自社サイトへの顧客誘導が図れる」(ファンコミュニケーションズ)という。
これによりファンコミュニケーションズでは、BeMssの導入企業をMoba8.netの広告主として取り込み、収益の拡大と、広告媒体であるサイト運営者の利便性向上を図る。
ビートレンドでは、大きな広告予算を持たないBeMss導入企業に、安定した集客施策としてMoba8.netを提案する。またファンコミュニケーションズのパソコン向けアフィリエイト広告サービス「A8.net」の広告主である小売事業者が携帯向けECサイトを開設する際、BeMssを利用することを期待する。
すでに、数社の小売事業者がBeMssとMoba8.netを組み合わせて利用しており、今後、初年度で100社程度の導入を目指すという。
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