グーグル、ベルギーのジャーナリストおよびカメラマンの所属団体と和解

文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2006年11月28日 11時48分

 Bloomberg Newsが報じたところによると、「Google News」のリンクに関する著作権をめぐり、裁判で争っていたGoogleとベルギー人ジャーナリストおよびカメラマンらが和解したという。

 同記事には、「Googleが料金を支払わずベルギーの新聞記事にリンクするのを阻止しようとした裁判で和解が成立し、原告となっていた5団体のうち2団体が訴えを取り下げた。Googleの広報担当Jessica Powell氏は、3700名のカメラマンが所属する著作権管理団体Sofamと、ジャーナリスト組織Scamとの間で締結した和解案の詳細については、コメントを拒否した」と記されている。

 ベルギーで発行されているフランス語およびドイツ語の新聞を代表する諸団体がGoogleを提訴したのは、2006年2月のことだ。9月には、裁判所がGoogleにこれらの新聞に対するリンクをGoogle Newsから削除するよう命じ、従わなければ罰金を科すことを決めた。Googleはこの裁定に応じている。もっとも、現在本件は再審理が行われており、先週末の聴聞会では、2007年1月初頭に判決が下される見込みだと判事が話している。

 またAgence France-Presseも、同様の著作権裁判をGoogleに対して起こした。

 一方Microsoftは、提訴される前に、ベルギー系新聞へのリンクを削除することに同意している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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