パソコンで管理する音楽ファイルが増えてくると、携帯型オーディオプレイヤーに転送する楽曲を選ぶのに一苦労する場面が出てくる。とくにあまり容量の大きくないフラッシュメモリタイプのプレイヤーの場合、本体の記憶容量に合わせて楽曲を絞り込むのはけっこう大変だ。アップルの「iPod shuffle」は、そうした楽曲の選択をソフト任せにして「意外な選曲を楽しもう」というコンセプトから登場した。
その初代モデルは、ポケットに放り込んでおいても重さが気にならないコンパクトさと、そのままUSBメモリとしても使える利便性が人気を呼び、大ヒットとなった。そして今回、筐体デザインを完全に一新した2世代目のiPod shuffleが登場。量販店の店頭では、はやくも売り切れが続出し、前モデル以上のヒットの気配を見せている。
新しいiPod shuffleは、本体に1Gバイトのフラッシュメモリを内蔵しており、約240曲の楽曲を持ち運んで楽しむことができる。本体は約41.2(W)×27.3(H)×10.5(D)mm、重量約15gで、携帯型オーディオプレイヤーとしては史上最小最軽量クラスになっている。
電源は、内蔵式のリチャージャブルバッテリーを採用しており、満充電状態で最大12時間の再生が可能。充電は製品付属の専用Dock経由で行い、完全充電時間は約4時間だ。
再生フォーマットは、MP3、AAC、Audible、WAV、AIFFなどに対応し、音楽ファイルだけでなくオーディオブックやPodcastなども楽しむことができる。
なお、本体には今回のモデルから新しくクリップが標準装備されており、ポケットやバッグ、ジャケットの好きな部分にiPod shuffleをつけておくことができる。
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