インデックス・ホールディングス(インデックスHD)は11月21日、ゲーム開発のアトラスに対する株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。当初の予定通り、アトラス株式の54.93%にあたる770万株を取得し、同社を連結子会社化する。取得金額は42億4200万円。
インデックスHDはコンテンツ事業の拡充を目指し、アトラスの買収を決定。10月31日〜11月20日の期間、1株あたり544円でTOBを実施した。アトラスの親会社で事業再編を図るタカラトミーから、約40.91%分にあたる573万5000株を応募するとの内諾を得ていた。
今回のTOBでは、買い付け予定数を超える825万株の応募があったため、インデックスHDは比例按分で買い付けを行う。これによりタカラトミーは、同社株の2.73%を引き続き保有する見通し。
なおアトラスでは、インデックスHDの子会社となったあとも、ジャスダック市場への上場を維持する。またタカラトミーとの取引関係も継続していくという。
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