モバイルソリューション事業を展開するビジョナリーは12月1日から、サイトやブログを運営する企業や個人がモバイルショップを開設できるドロップシッピングサービス「Drops」(http://drps.jp/)を開始する。
ドロップシッピングは、商品の供給者(サプライヤー)が販売者(ドロップシッパー)に代わって商品を消費者に直送する仕組み。ドロップシッパーは在庫を保有せず、簡単にECを運営することができる。
Dropsでは、モバイルインターネット上でサイトやブログを運営する企業や個人がドロップシッパーとして会員登録、無料で3キャリアに対応したモバイルショップを開設できる。取り扱い商品はサプライヤーから提供される商品情報、卸価格をもとに選択、自由に値段をつけて販売する。
ビジョナリーが顧客対応、顧客情報の管理、決済処理、サプライヤー側が商品発送業務を代行するため、在庫リスクがなく、売り上げをあげるための集客やマーケティングに集中することができるとしている。
ドロップシッパーはモバイルコマース機能付加による収益の増加や商品購入者の情報を保有によるリピーターの増加が見込める。一方、サプライヤーは新たな販売チャネルの拡大につながる。
同社ではサプライヤーとして、ドンキコムやリアルコミュニケーションズなど数社と業務提携、1万2000商品のデータが登録、公開される予定。
なお、ビジョナリーがすでに提供しているモバイルコマースに必要な機能をオールインワンで提供するASP型サービス「Mobile Order」は大手通販企業を中心に200社以上が採用しているという。今後はこれらの商品データベースとの連携も進め、仕入れの商品数やカテゴリーなどを更に充実させていく予定。
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