ネットパトロールで発覚--生活費のためヤフオクで海賊版を販売した男性逮捕

岩本有平(編集部)2006年11月17日 13時27分

 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の発表によると、警視庁生活経済課と池袋署は11月15日、オークションサイト「ヤフーオークション」を利用して無断複製のソフトウェアを販売していた高知県須崎市の46歳無職男性を、著作権法違反の疑いで逮捕し、17日に東京地検に送致した。

 男性は、8月3日ごろ、マイクロソフトの「Microsoft Office Professional 2003」を無断で複製したCD-R1枚を、豊島区の男性に対し2800円で宅配便を使い販売していた。男性はヤフーオークションで複数IDを利用し、1年5カ月ほど前から海賊版出品を繰り返しており、多い日には、一日10〜15件ほどの注文を受けていたという。

 池袋署の署員がサイバーパトロール中に出品を発見したことで事件が発覚した。ACCSには、5月から10月までの5カ月の間に、約30件の情報が寄せられており、さらに5月にはACCS会員から44件の情報が寄せられ、ACCSがヤフーに要請し、男性の出品を削除していた。

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