アウンコンサルティングは12月1日から、新たにPR(広報)活動支援事業に参入する。既存の検索エンジンマーケティング(SEM)事業のノウハウを活用、総合的なマーケティング事業への進出を目指す。
新規事業はクライアント企業に対し、ネットと非ネット領域を融合したハイブリッド型のPR活動支援業務の実現を目的としたもの。
新たに検索のクロスメディア化によるTV、新聞、雑誌、ラジオ、ブログなどへの対応、ブランディングの強化による検索エンジンでのコンバージョンの向上、プレスリリース文書のSEO(検索エンジン最適化)対策を開始する。そのほか、情報の発信者と受信者をマッチングさせる最新情報の検索ポータルサイトの立ち上げなど既存のSEM事業のノウハウを活用し、シナジー効果を図る考え。
将来的には1000億円規模と見込まれる国内PR業界への参入により、SEM事業に次ぐ新たな事業の柱と位置づけ、総合的なマーケティング事業への進出を図るとしている。クライアントへのコンサルティングサービスの提供は月額150万円程度を想定している。
同社ではこれまでマーケティング分野のコンサルティング事業を事業ドメインと位置づけ、SEO(検索エンジン最適化)、P4P(検索連動型広告・コンテンツ連動型広告)の双方をワンストップで提供するSEMに関するコンサルティングファームとして事業を拡大してきた。
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