Oracleは米国時間11月3日、インフラサービスに特化した国際部門立ち上げの要とすべく、SPL WorldGroupを買収したと発表した。
SPLはサンフランシスコを本拠とするソフトウェア開発企業で、電力、ガス、水道などの公共サービス向けに、カスタマーサービスや、請求業務、人員管理、資産、供給状況などの管理を行うソフトウェアを開発している。
Oracleの社長Charles Phillips氏は発表で「SPLの買収に伴い、民間および公営のインフラサービス向けに、出納管理と業務管理を統合した初のエンド・ツー・エンドのソリューションを提供する計画がある」と述べた。
Oracleは最近、それぞれの業界に深く特化することを目指しており、SPL買収もその一環である。たとえば、同社は2006年10月、通信分野でのプレゼンスを高めるべく、MetaSolv Softwareを2億1900万ドルで買収する計画を発表している。
Oracleは投資ファンドのGFI Energy VenturesからSPLを買収した。金銭的な条件については公表されていない。
SPLのウェブサイトによると、同社は創業38年で、約750人の従業員がおり、世界中で175以上のインフラサービス企業と取引しているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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