音楽SNS「wacca」でアーティストが自身が制作した楽曲を直販

 チームラボビジネスディベロップメント(チームラボBD)は10月26日から、同社が運営する音楽SNS「wacca(ワッカ)」でアーティスト自身が作った楽曲を販売できる有料配信サービスを開始した。売り上げの約70%がアーティストに還元される。

 新たな有料配信サービスはアーティスト自身が制作した楽曲をアップロード、試聴、購買できる仕組み。アーティストは無料で自由に会員登録し、自身の曲を自由にアップロード、配信できるほか、イベントや新曲の告知などもできる。有料配信楽曲の売り上げの約70%がアーティストに還元される。

 ただしアップロードが可能な楽曲は、アーティスト自身で著作権を保持、管理している著作権管理団体に信託されていない楽曲に限られる。また、ダウンロード販売する楽曲にはDRM(著作権保護機能)を付加、オーディオプレーヤーへの転送回数やCD-Rへの書き込み回数のコントロールが可能としている。

 一般利用者は音楽の試聴やダウンロードが可能。会員登録するとコミュニティにも参加できる。登録は無料。

 チームラボBDでは新サービス開始により、これまでの音楽配信についての参入障壁が高いといった問題を解消できるとしている。2006年末までに10万人の会員獲得を目指す。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]