MNP開始後の携帯電話端末販売数、通常時の約2倍に--GfK

岩本有平(編集部)2006年11月02日 14時49分

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK)は11月2日、全国有力家電量販店のPOSデータを元に、ナンバーポータビリティー(MNP)制度開始直後の携帯電話端末販売動向を発表した。

 10月の平日の携帯電話販売台数を100として販売台数の指数を表すと、MNPが開始された10月24日から10月27日では169となり、通常の平日と比べて大きく販売が伸びているという。

 また、10月22日までの土日の販売台数指数は273であったが、MNP開始後初の週末となった10月28日、29日では445となり、通常週末の2倍近い伸びとなった。

 キャリアごとの端末販売シェアをみると、MNP開始初日の10月24日はauが前週から15.4%ポイント伸ばし、予想外割こと「ゴールドプラン」の適用開始日となる10月26日はソフトバンクが9.5%伸ばす結果となった。MNP開始前と後を比べると、ドコモが5%シェア下げ、代わりにauは2%、ソフトバンクは3%上げるという結果となった。詳細は以下のとおり。

キャリア別販売端末シェア(%)
MNP前23日24日25日26日27日28日29日MNP後
NTTドコモ515343514444454746
au342945383531363536
ソフトバンク151812112125191818

 また、MNP開始以降に最も売れた携帯電話はドコモのSH903iとなっている。詳細は以下のとおり。

MNP後のヒットリスト
順位キャリア型番
1NTTドコモSH903iS
2auW43S
3auW43H
4ソフトバンク905SH
5NTTドコモSH902iS
6ソフトバンクW45T
7NTTドコモP902i
8NTTドコモF882iES
9ソフトバンクA1406PT
10NTTドコモN702iD

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]