MicrosoftのPaul Flessner氏が米国時間2007年1月以降、データベース・プラットフォーム部門責任者としての現在の日常業務から離れる予定だ。
シニアバイスプレジデントであるFlessner氏は、Microsoftのデータベースソフトウェア「SQL Server 2005」および「SQL Server 2000」を成功に導いたとして高く評価されている。
Microsoftによれば、従業員は今回の人事について、 サーバー&ツールビジネス担当シニアバイスプレジデントのBob Muglia氏が送付した内部メモで知ったという。同社関係者が米国時間11月1日に述べたところによると、Flessner氏は個人的な目標を達成したり、家族と過ごす時間を多くとったりするため退任するという。
Flessner氏は2007年1月以降も同社に在籍する予定だ。同氏は、1994年にエンタープライズコンピューティング担当プログラムマネージャーとしてMicrosoftに入社した。Flessner氏はプラットフォームサービス部門内で進行する複数の特別プロジェクトにパートタイムで従事する。
Microsoftは現在、大規模な組織再編を実施しており、最近ではセキュリティ部門をWindows部門傘下へ移している。再編は2005年秋から本格的に開始した。このとき、同社は事業部を3大事業部制に変更することや、Windows部門を率いるJim Allchin氏が退職予定であることを発表している。
Flessner氏は2007年1月1日まで現職にとどまり、その後Ted Kummert氏が後任となる予定だ。Kummert氏は現在、同社のサーバー&ツールビジネス事業部でセキュリティ・アクセス・ソリューション部門担当バイスプレジデントを務めている。
Kummert氏は1989年からMicrosoftに在籍し、ビジネスプロセス・インテグレーション部門担当バイスプレジデントやMSN担当バイスプレジデントなど、いくつかの幹部職に携わってきた。Microsoftに入社する以前、同氏はApple ComputerやHewlett-Packardに在籍していた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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