グーグルは11月1日、企業や団体向けにカスタマイズした電子メールやカレンダー、チャットなどをSaaS(Software as a Service)で提供する「Google Apps for Your Domain」の日本語ベータ版である「Googleアプリ 独自ドメイン向け」を発表した。
このサービスではウェブメールサービスの「Gmail」やインスタントメッセンジャーの「Google トーク」、オンラインカレンダーの「Google カレンダー」、さらにウェブページ作成ツールの「Google Page Creator」を独自のドメインで利用できる。なお、Google Page Creatorは日本語の利用ができるものの、インターフェースはアメリカ英語での表示となる。
利用申請し、グーグルから承認を受ければ利用できる。ただし、利用するドメインは事前に取得する必要がある。現在、ユーザーごとに最大2ギガバイトまでのメールを保存できるほか、メールによるサポート、オンラインのヘルプセンターを利用できる「スタンダード版」のみを無償で提供している。
グーグルではより多くのニーズに応えられるサービスとして、数カ月以内に「プレミアム版」を提供する予定だ。プレミアム版は有償となる予定だが、機能や価格の詳細は未定となっている。
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