小型軽量のモバイルPCとして、type Gはバッテリー駆動時間なども考慮されている。5800mAhの標準Lバッテリーを使い、CPUをCore Soroにした場合で約12.5時間、軽量化を優先した2900mAhのSバッテリーを装着した場合でも約6時間と、出先で利用するといった場面でも不安なく使える。
このバッテリーは容量の大小があるが、便利なことにバッテリーパックそのものの大きさは同じだ。これまでの大容量バッテリーは、バッテリーの形そのものが大きくなるため、PCに装着したときに形が変わってしまい、インナーバッグに入らなくなる経験を持つ人もいるのではないだろうか。type Gならばそういったこともない。
なお、外見が同じでも中身が異なるため重量が違っており、容量が小さいSバッテリーが約180gと軽く、容量の大きい標準Lバッテリーは約315gとなっている。
また、ACアダプターは新設計の小型タイプが同梱される。約180gの重さで、サイズも細長いタイプ。携帯時にうれしいのは、AC側のコードが通常のものとコンセントに直差しできる「ウォールマウントプラグアダプター」が付属していること。コードが片側だけですむため、いままでなかったのが不思議なくらい便利なアイテムだ。
そして、最近のVAIO同様、ACアダプターの先が点灯し、給電状況が確認できるタイプだ。さらに、バッテリー周りでは新しい機能が搭載された。「バッテリーいたわり充電モード」を使えば、バッテリーの充電量の上限が、100%ではなく、約80%または約50%にすることができる。充電量が少なくなればバッテリー稼働時間は短くなるが、使い切ることが少ない場合は充電量を抑えておけば、バッテリーの寿命を延ばすことができるものだ。
type Gはビジネスユーザーを考慮したPCということで、Windows XP Professionalのみが用意されている。また、セキュリティなどの仕様も充実している。セキュリティチップ、指紋センサーも搭載している。
指紋センサーは左上にあり、Windwsログオン時のパスワードをはじめ、指をなぞるだけで利用できる。指紋の認識も良好だ。登録する指は左手だけということはなく、左右どの指も登録できる。
セキュリティチップも搭載し、万一の際、PCを分解してHDDを抜き取るという場面でも、データを保護する設定にすることも可能だ。
また、加速度センサーを搭載してHDDを保護する「HDDプロテクション」の搭載は評価したい。モバイルノートパソコンといえば持ち運んで使うもの。移動途中で使うこともあり、場合によっては不安定な場所で利用することもある。HDDは振動に弱く、特に動作中の振動には弱い。
type Gに搭載される保護機能はすでにtype Tなどに搭載されているものと同様、落下などの際、落ち始めの加速を感知してHDDのヘッドを待避するものだ。もし、PC本体が床などに落下し、PCに大きな衝撃があったとしても、そのころにはHDDの磁気ヘッドの待避が終わり、HDDのクラッシュを防ぐという仕組みだ。データの漏洩という面だけでなく、データの消失を防ぐという点でも対策がとられているところは評価したい。
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