カレンダーサービスをSNS型にすると何ができる?

 オレガは10月13日、SNS型カレンダーサービス「Lifelog(ライフログ)」を開発し、アルファ版としてサービスを開始すると発表した。

 Lifelogとは、人間の行い「life」をデジタルデータとして記録「log」に残すこと。今回開発されたLifelogは、従来のカレンダーサービスと異なり、一つのイベントを複数人で共有し、相互にコンテンツを編集することができるほか、新たに友人を共有者として招待したり、グループメンバーのスケジュールを一覧したりすることが可能な、無償のSNS型カレンダーサービス。

 Google Mapなどのウェブサービスとのマッシュアップ、AJAX(Asynchronous JavaScript+XML)を利用したリッチなユーザインターフェース、共有機能を用いたCGM(Consumer Generated Media)などのWeb 2.0的な要素も盛り込んでいる。

 アルファ版として提供する機能は、事前に予定を登録・共有する「イベントスケジュール機能」、出来事を記録・共有する「イベントログ機能」、グループのスケジュールを一覧できる「グループリスト機能」、Google Map上に場所を登録したイベントについて、地図上の場所データや時間データを利用して近隣のイベントを検索できる、「おとなり検索機能」など。

 当初の運営は招待制となり、オレガの社員および会員の招待を受けたユーザーのみが利用可能となる。入会を希望する一般ユーザーに対しては、メールアドレスの登録後、システムから招待メールが送付される、ウェイティングリスト機能を提供する。

 オレガでは、2006年内にベータ版サービス提供を予定し、写真・動画共有や育児日記、レストラン紹介などの各種目的の記入・編集に最適なコンテンツの「テンプレート機能」、RSSフィードを取り込んで自分のカレンダーにログを自動生成する「RSSフィード収集機能」、特定のテーマをベースとしたライフログを作成する「wiki機能」などを提供するとしている。

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