メモリーカード用レコーダーとしては珍しく再生機能を備えている。メモリーカードに録画した動画をテレビでも楽しめるのだ。録画した番組はサムネイル付きで表示されるので、中身を確認しながら再生するタイトルを探せる
気になる画質はノーマル、ファインは申し分なく録画番組を楽しめた。DN-MRC100は、メモリーカードに録画した動画を再生できるが、もともと容量を圧縮しているので、大型テレビの視聴には向かない。それよりもメモリーカードに録画した動画をパソコン無しで再生し、管理できるので重宝した。
実際に使っている人ならわかると思うが、PSPやiPod用の動画を作成するのは、変換に時間がかかるので利用に二の足を踏むことが多い。せっかくの機能を使わない人も多いだろう。しかし本機を使えば、テレビを見ながらモバイルムービーを作成できる。自動録画機能を使いこなせば、留守録も苦にならない。価格も1万円台半ばと手ごろなので、モバイルムービーを手軽に楽しむならオススメだ。
カードスロットを2つ設けているという利点をいかし、異なるメモリーカードを上下にセットすると（上）、メモリーカード間でのダビングが可能。SDとメモリースティックはスロットが共有なので、SD＝メモステ間でダビングするには、一度CFカードに保存して操作したい
録画番組をPSPで再生中。メニュー画面は録画日が表示される
画質はエコノミーモードで録画するとブロックノイズがやや目立ったが、ノーマルモード、ファインモードで録画した場合は不満のない画質だった
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