エバーグリーン「DN-MRC100」は、テレビを携帯したい人のためのメモリーカードレコーダー - (page 2)

エバーグリーン
DN-MRC100
内容:PSPやiPod、携帯電話などで動画を楽しむためのツールは日々増加中だ。しかし視聴コンテンツの入り口となる録画ツールは、ファイル変換や転送など面倒な手間が付きまとう。エバーグリーンの「DN-MCR100」はメモリーカードに直接録画することで、変換、転送の手間を軽減、その上本体のみで再生が行えるなど、一歩先行く使い勝手を提案する。

録画モードは再生機器から選択OK

 本体の設定が終了したら、メモリーカードをセットし、録画モードを決定する。動画ファイルはポータブルゲーム機のPSP、ビデオ再生機能付のメモリーオーディオiPod、そして携帯電話用の3方式から選べる。それぞれ録画モードに応じて画質は変化するので、メモリーカードの容量に応じて設定したい。

 録画方法は、外部入力の番組をそのまま録画するリアルタイム録画、留守録などが行えるタイマー録画、外部から映像と連動して録画をスタートさせる自動録画の3方式。ただしタイマー録画は、映像を供給するデジタルレコーダーの電源を入れたまま、チャンネルを固定しなければならないので、レコーダー側の自由度が少なくなってしまう。また自動録画機能も使用レコーダーが、録画時のみ電源が入るタイプという条件付きとなる。

 作成した動画はPSPや携帯電話の場合は、対応するメモリースティックへ保存し、それぞれの再生機で視聴する。しかし外部メモリーに対応していないiPodの場合は、メモリーに録画した動画を一度パソコンに保存し、それからiPodへ転送しなければいけない。このひと手間は意外と時間を要するため、ぜひ、次期モデルではiPodへの直接転送もできるように改善していただきたい。

  • プレビュー画面は操作状況をアイコンでわかりやすく(上)。録画操作中の画面。外部入力から入ってきた映像をメモリーカードに録画できる(下)

  • あらかじめ設定した時間の録画をする「タイマー予約」と外部機器からの映像信号を検知して録画をスタートする「自動録画」に対応する。用途に合わせて使い分けるといいだろう

  • 録画モードは4種類を用意する。地上アナログ放送と同程度のVGA(640×480ドット)での録画も可能だ。このモードで録画すれば小型のテレビ程度なら十分に鑑賞にたえる

録画時のビットレート

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