ブロードメディアCDNを展開するクラビットは10月11日、携帯電話向け画像変換システムを提供するアイ・ブロードキャストと提携し、携帯電話向け画像変換機能付きCDN(Contents Delivery Network)サービス「BMCDN mobile」を提供すると発表した。
BMCDN mobileは、携帯電話でのショッピングやオークションなどモバイルコマースの増加、動画を使ったプロモーション、高画質な画像や動画コンテンツの需要が拡大するなか、数百機種にのぼる携帯端末全てに対応するサイト構築が、事実上不可能となっている現状を受けて提供を開始した。
機種ごとの最適な画像表示は、携帯電話の機種を自動的に認識し、携帯画面のサイズや容量など、機種に合わせた画像の自動変換で対応。テレビメディアとの連動やメルマガ配信時など、大量アクセスが携帯サイトへ集中した場合にも、CDNの負荷分散機能により、エンドユーザーまで安定的な配信を、低コストで実現するとしている。
すでに、東京のイベントとその周辺情報サイト「Let's Enjoy TOKYO」、映画情報サイト「ハリウッドチャンネル」、釣り情報サイト「釣りビジョンmobile」、放送局の公式サイトなどの携帯サイトでの利用が決定している。
CDNは、エンドユーザーから一番近いサーバより配信することで、リッチコンテンツの快適な配信を実現する技術。コンテンツ配信のボトルネックを解消し、スムーズなインタ−ネット接続を可能にすることで、ブロードバンド環境を改善するとしている。
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