“2.0”の波がいよいよテレビ業界にも

ニューズフロント2006年10月10日 16時35分

 テレビ朝日とインデックスは10月10日、PC/携帯電話向けウェブサイトとテレビ番組を連動させる新たなコミュニケーションサービスを、10月12日から試験提供すると発表した。視聴者とテレビ番組を一体化する「TV2.0」をうたう。

 まずはニュース番組「報道ステーション」や、ドラマ「だめんず・うぉ〜か〜」など、テレビ朝日の看板番組で、ネットとの連動企画を実施する。

 報道ステーションでは、番組の進行に合わせて視聴者から情報/映像を募集するほか、気になるニュースのランキング/投票企画などを実施する。だめんず・うぉ〜か〜では、劇中の登場人物が執筆するという設定でブログを開設し、視聴者とコミュニケーションを図る。

 またクイズ番組でワンセグのデータ放送やメールを介して視聴者からの回答を受け付けるほか、アニメ「ドラえもん」で、ウェブサイトを通じ番組向けのメッセージ募集を行う。

 視聴者にテレビ番組とウェブサイトを行き来させることで、コアなファンを作り出し、番組のロイヤリティ向上を目指すという。テレビ朝日とインデックスでは、今後順次サービスを拡充し、2007年4月に本格提供を開始するとしている。

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