スーパーコンピュータ関連の新興企業SiCortexは米国時間10月4日、同社は第2投資ラウンドを完了し、2100万ドルを調達したことを発表した。同社はこの資金を基に、Linuxベースのクラスタシステムを開発し、11月13日に開催されるカンファレンスSupercomputing 2006で初めて披露する予定だという。Chevron Technology Ventures傘下のベンチャーキャピタル企業CTTV Investmentsが今回の投資ラウンドをリードした。また、同じく2100万ドルを調達した第1投資ラウンドに参加したPolaris Venture Partners、Flagship Ventures、JK&B Capital、Prism Venture Partnersの4社すべてがそのまま第2投資ラウンドにも参加した。
マサチューセッツ州メーナードに拠点を置くSiCortexは、Linuxクラスタシステムを設計している。クラスタシステムにはごく標準的な技術を使用しているが、消費電力が低く、発熱も少ない64ビットプロセッサを使用している点が特徴的だ。イーサネットの発明者であり、現在はPolarisでゼネラルパートナーを務めているBob Metcalfe氏が同社会長に就任している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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