ウェブマネーは10月4日、電子マネー「WebMoney」の発行/決済システムに関して、ライセンス提供を積極化すると発表した。日本、米国など5カ国で取得した特許をもとに、企業の独自電子マネー発行を支援する。
ウェブマネーは、2005年8月にシンガポールで特許を取得したことを皮切りに、同年9月には台湾と韓国、10月には日本、11月には米国でそれぞれ特許を取得。現在、5カ国で合計7件の特許を保有している。
同社では、これら特許を国内でライセンス提供し、オンラインゲームや音楽配信サービスの運営企業による独自電子マネーの発行を支援する。また電子商取引(EC)サイト向けに、商品券/クーポン券機能として提供していく。これに加え、今後の海外展開でもWebMoneyの関連技術を資源とし、「積極的かつスピード感のある事業の立ち上げる」(同社)という。
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