カカクコム(田中実社長)は、価格比較サイト「価格.com」において、複数のショッピングサイトの商品を横断検索できる「ショッピングサーチ」を提供開始した。
同機能と従来のデータベース構築による参加店舗からの価格登録システムとを併用し、圧倒的な商品点数とカテゴリごとの検索性、コミュニティ機能を備えたショッピングポータルを目指す構え。
この「ショッピングサーチ」導入により、品番をもたない商材や、取扱いの無かった売れ筋商材の追加が容易になり、商材を効率的に拡大することが可能となった。ユーザーにとっては、利用満足度の向上が期待できるとしている。
まずは、β版としてスタートし、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピング、ビッダーズの各サイトに登録されている商品のなかから食品やアパレルなど、これまで「価格.com」では取り扱ってこなかったジャンルを中心に、18カテゴリ約400万点の提供から開始する。
追加カテゴリ一覧としては、アルコール/ドリンク/フード/菓子・スイーツ/ダイエット・健康/コスメ/キッチン/ファッション/キッズ・ティーン/ガーデニング・フラワー/日用品・生活雑貨/本・雑誌/CD/趣味・ホビー/住宅・エクステリア/インテリア・家具/オフィス・文具/介護・福祉。
今後は、2007年中に同サイトでの取扱い商材を2000万点超に拡大するとともに、検索性能の向上や利用動向などから商品をお薦めするリコメンド機能の追加など、機能拡充も図っていく。
また、価格.comの特徴であるコミュニティサービスの充実をはかることで、情報の量・質ともに消費者にとって最も信頼性の高いショッピングポータルを目指していく方針。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」