カカクコムは3月1日より運営サイト「価格.com」の価格比較コンテンツ参加における料金体系を、現在の期間固定型から従量型の体系に変更する。2月10日に開催された取締役会において決定した。
カカクコムは従来、価格.comの価格比較コンテンツに参加するショップに対して、商品のジャンルごとに異なる月額固定の参加料を徴収していた。3月1日からは、出品ジャンルに関わらず、基本料金とクリック数に応じた料金からなる従量型の料金体系を導入する。これにより、参加ショップにとって費用対効果が明確になるとともに、出品商品ごとのクリック数といったマーケティングデータの収集が可能となるとしている。
カカクコムは新料金体系の導入により、価格.comへの参加ショップの増加を見込むとともに、ジャンルを横断した機動的な出品を促進する。また、従来の料金体系では困難だった、他サイトとの提携も促したい考えだ。参加料が送客実績に応じたものとなるため、集客サポート業務の収益モデルは、価格.comユーザー数の増加が収益増に直結する形へと転換する。
なお、新料金体系の導入が連結業績に与える影響は軽微であり、2006年3月期の通期業績予想への影響はないとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」