大日本印刷(DNP)は9月28日、100%子会社のDNPデジタルコムと傘下企業のマイポイント・ドット・コムが通販サイトの使い勝手や印象を診断するサービスを提供すると発表した。第1弾のサービスとして、通販サイトの顧客満足度(CS)を診断する「CS向上リサーチサービス」の提供を同日開始した。
この診断サービスは、「通販サイトで期待通りの実績を得られていない、あるいは通販サイトを改善したいが、どこから手をつけてよいかわからない、といった悩みを持つ運営企業」(DNP)を対象とする。
すでに提供しているCS向上リサーチサービスに加え、12月ごろにはウェブプロモーションやキャンペーンサイトを対象とする「SP推進リサーチサービス」、企業および商品ブランドサイトを対象とする「ブランド向上リサーチ」などの新サービスも用意する予定。
CS向上リサーチサービスでは、消費者400人と通販サイト運営企業の社員30人にアンケートを実施し、強み/弱み分析、サイト閲覧前後の企業イメージ変化などの調査とともに、DNPデジタルコムがユーザビリティに関する診断を行う。価格は、1回の診断で約70万円となる。
DNPはDNPデジタルコムと共同で同サービスの販売促進に取り組み、2009年度までに3億円の売り上げを見込む。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある