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AQUOSファミリモコン標準装備--シャープのハイビジョンレコーダー「DV-AC34」が担うAV機器の一括・簡単操作 - (page 3)

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シャープ
DV-AC34
内容:HDMIの進化によって、各社が積極的に展開している、テレビ&デジタルレコーダーの一括操作。シャープのAQUOSはこの一括操作に「サラウンド」までを加えた、液晶テレビ、デジタルレコーダー、シアターラックシステムでの連携操作「AQUOSファミリンク」を提案している。デジタルレコーダーを中核に据えることによって実現する、デジタルAV機器の簡単操作を体感した。

AQUOSとコンビでダブル録画

 ハイブリッドダブレコ機能は、AQUOSファミリンクの独自機能である。この機能を使えば、本機内蔵チューナーに加え、AQUOSのデジタル放送チューナーのi.LINK出力を利用して、デジタル放送2番組をダブル録画が可能になる。このために、本機とAQUOS間を、HDMI接続とi.LINK(TS)接続する必要がある。番組の録画データはi.LINKで送られ、電源の制御などはHDMIで行われるしくみだ。

  • 液晶テレビとレコーダーをi.LINK接続することで、デジタル放送のダブル録画が可能。レコーダーで予約を行うと同時に、写真のようにテレビの予約画面で同時間帯の番組を「i.LINK予約」する

 ハイブリッドダブレコ機能に対応するテレビは、今年の9月より発売されるAQUOS Gシリーズ32V型以上のテレビ。それ以前のAQUOSでも、ダブル録画は一応可能だが、テレビと本機で同じi.LINK予約をする必要があるなど、実用的ではないだろう。

 ダブル予約の操作は簡単だ。本機のEPGで予約を行い、同時にテレビのEPGで「i.LINK予約」をすれば、同じ時間帯の番組をダブル予約できる。本機では、内蔵チューナーの録画とi.LINK入力録画を平行して行えるため、このようなダブル録画が実現できる。ただし、ダブル予約の予約状況を一覧にして確認することはできない。このため、まず本機側で予約を行い、予約が重なったらテレビに切り替えてi.LINK予約するという使い方が良いだろう。

手間いらずのHDMIコントロール機能

 HDMIコントロールは、HDMIケーブルで、本機とテレビやAVアンプを接続してコントロールできる機能だ。しくみはビエラリンクとほぼ同じ機能といえるだろう。HDMI1.2a規格ではCEC(Consumer Electronics Control)という家電機器の制御規格が定められている。HDMIコントロールは、このCECコマンドを使った制御機能で、ビエラリンクもCECを使用している。CECには電源や入力切り替えなど制御する各社共通の汎用コマンドと、メーカーが独自に定義できるオプションのベンダーコマンドがあり、本機のHDMIコントロールでは両方のコマンドを活用している。

  • AQUOSファミリンクの核となっているのがHDMIコントロール機能。この機能により、各種操作を一括管理できる

  • AQUOSファミリンクの接続イメージ図。液晶テレビ、レコーダー、サラウンド同士をHDMI接続する。ハイブリッドダブレコ機能を使いたい場合は、上図のHDMI接続に加えて、テレビとレコーダーをi.LINK(TS)接続する

  • 液晶テレビ、レコーダー、サラウンドをHDMI接続したところ。HDMIとi.LINK接続なので、一般のAV接続に較べると格段にすっきりとした配線だ

 対応テレビは、今年の9月より発売されるAQUOS Gシリーズ32V型以上のテレビ。AVアンプはシアターラックシステムAN-ACY1/X1のみとなる。

 HDMIコントロールはとても便利だ。テレビ視聴中にファミリモコンの録画ボタンを押すだけで、本機が約3秒で瞬間起動し、本機のチューナーが視聴中のチャンネルに切り替わり、録画が開始される。録画モードは最後にセットされたモードになる仕様だ。なお、一発起動は30Wの待機電力が必要になるが、初期設定で使用後2時間限りの瞬間起動も指定できるので実用になるだろう。瞬間起動がオフだと1.0Wの省電力になるが、起動に約30秒必要だ。

  • スタンバイによる「一発起動」機能は他メーカーも採用しているが、待機電力が必要になるため、あまり使われない場合も多い。本機では、電原オフから2時間限りの一発起動も選べるので実用的といえるだろう

 ファミリモコンの再生ボタンを押すだけで、テレビの入力が外部に切り替わり、今録った番組が見られる。また、ファミリモコンをレコーダーポジションに切り替えると、テレビが外部入力に切り替わるだけでなく、本機の電源も自動でオンになる。

 さらに、本機の再生タイトル(TSモード録画のみ)の番組ジャンルによって、映画や音楽ニュースなどAVアンプのサラウンドモードが自動で切り替わる。またAQUOS で初期設定をしていれば、HDMI経由でテレビの初期設定データを本機に読み込んで一発設定することも可能だ。サラウンド制御とテレビ設定の転送は、ベンダーコマンドを使ったファミリンクだけの機能となっている。

 今までのレコーダーにリンク機能を追加したために、機能の割り当てなどに未整理な部分を感じる。また、制御できるAVアンプが、シアターラック内蔵のアンプのみでは選択肢が少なすぎる。といった課題はあるものの、リモコン中心の操作は家電的で判りやすい。最近のテレビは外部入力が多いので、入力の自動切り替えだけでも便利に感じられるだろう。

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