モバイルテレビジョンは9月27日、道路の混雑情報をライブ映像で配信する法人向けサービス「WatchaPRO」の提供を開始した。東京空港交通が同サービスの利用契約を結び、10月1日から成田および羽田の両空港と都心を結ぶリムジンバスの運行円滑化に活用するという。
WatchaPROは、モバイルテレビジョンが提供している携帯電話向け映像配信サービス「ライブ映像道路情報」(商品名は「Watcha」)を、PCでも利用可能としたもの。
東京空港交通は、路線バスの運行状況や車両の位置をGPSで確認するとともに、同社の運転手や日本道路交通情報センターからの情報を参考にして、運行管理を行っている。WatchaPRO導入の理由について、モバイルテレビジョンは「(東京空港交通が)リアルタイム映像の目視確認に基づくコース指示、運行管理が極めて効果的と判断した」と説明する。
WatchaPRO導入後、東京空港交通は、関東の渋滞ポイント27カ所に設置されたカメラのライブ映像を利用し、リムジンバスのスムーズな運行を目指すという。
モバイルテレビジョンは、関東地区については東京空港交通と情報交換を行いながら渋滞回避に有効なカメラの集中的な増設を図る。全国でも、200カ所を当面の目標としてカメラの増設を進めていく。
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