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デジカメ写真を効率よくレタッチ--ポートレートを自然に仕上げる高機能タブレット「Intuos3 PTZ631W」 - (page 3)

レポート・モデル撮影:魚住誠一/編集・製品写真:アクティフ2006年10月06日 12時42分
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ワコム
PTZ-631W
内容:Intuos3は、プロのイラストレーターやCGアーティストが愛用しているというイメージが強い高機能のタブレットだが、実はプロのカメラマンにも愛用されている。欧米では、フォトグラファーがタブレットで写真のレタッチをするのはかなりポピュラーで、日本よりも利用率が高いと聞く。今回は、ポートレートの撮影でお馴染みでレタッチにも造詣の深いフォトグラファー、魚住誠一氏がフォトグラファーの目線から、写真のレタッチに具体的にどう便利なのか、Intuos3をレビューしてみた。

ポートレートのレタッチに“やりすぎた”感じを出さない

 僕の場合は、芸能人やモデルの撮影が多いので、レタッチするときは肌をきれいにしてあげたいという目的のことが多い。でも、個人で家族写真を撮る場合でも、レタッチソフトで肌がきれいにできることがわかると、案外クセになると思う。パスポート用の写真なんて、レタッチしたい人はすごく多いんじゃないかな。

 もちろんマウスでも、ほくろを取るぐらいのことはできるけれど、目の下のシワを消していくとか、シミを消すとなると、ていねいに何度も繰り返す作業は結構めんどうだったりする。その上、雑な人がマウスを使ってスタンプツールでレタッチしたりすると、本当にもう“やりました”という感じになってしまう。そこをタブレットを使ってきれいにレタッチできるようになったときは、これはひとつの革命かな、と思ったぐらい。写真のレタッチにはタブレットが本当に便利に使えると確信してます。

  • 補正前の画像

  • 補正後の画像。Intuos3を使って、Photoshop CS2で顔のシミやシワをとり、瞳をレタッチ。脇など気になる部分も目立たなくしている

 僕がタブレットを使い始めたときは、まだPhotoshopのバージョンが7.0だったころだったけれど、そのころは、一般のデジカメユーザーに写真のレタッチテクニックが注目されはじめたころ。だけど、風景にくらべてポートレートのレタッチはさらに難しい。肌をきれいに見せようと思って「レイヤー」を使ってぼかすと、ぼかした感じがすぐにわかってしまったり、人間の質感が失われていってしまう。Intuos3であれば、対応ソフトでの筆圧も1,024レベルと繊細で思いどおりに使えるから、“やりすぎた”感じを出さないよう自然なレタッチができる。

 また、ペンの使い方もドライバでかなりカスタマイズできるので、使えば使うほど自分のペンになっていく感じがある。僕の場合は、最初に使ったタブレットもワコムで、新シリーズが出るたびに買い換えているけれど、シリーズごとにさらによくなっているという印象。

 以前のバージョンの「Intuos2」でもペン機能自体は十分だったけれど、「ファンクションボックス」という名称のショートカットキー登録部分しかなかった。現在のIntuos3なら便利な「エクスプレスパッド」もあるし、マウスもぐんと使いやすくなっている。

  • 付属のドライバでは、ペンの筆圧や傾きをはじめ、ペンに付属するスイッチの機能も設定可能

  • 「エクスプレスパッド」の各ボタンの割り当ても自由。自分がよく使うソフトでいちばん使いやすい状態に調整したい

  • Intuos3になり、マウス側面にもオプションのボタンが追加された。僕の場合はPhotoshop CS2上で画像の縦位置・横位置を切り替えるときに便利に使っている

Intuos3の詳細はこちらから。
その他ワコムのペンタブレットはこちらから。

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