海外の面白いサイトを知りたいけれど、どこでどう探したらいいか分からない--そんなニーズに応えるサービスをベンチャー企業のカタログが開発した。
海外のサイトについて詳しいガイドが、おすすめのサイトを紹介するサービス「World Catalog」を9月20日より開始する。誰でも無料で閲覧できるが、サイト内のブックマーク(クリップ)サービスを利用する場合には無料の会員登録が必要となる。
特定の国のサイトを100文字程度のテキストと画面のサムネイルで紹介するガイドを国別におく。米国、ロシア、中国、韓国、フランス、イタリア、インド、ベトナム、トルコ、オーストラリアの10カ国から開始し、2006年度中に紹介国を25カ国に増やす考えだという。
会員登録したユーザーは、ガイドが紹介したサイトをWorld Catalog上でブックマークしておけるほか、上記の10カ国のサイトであれば自分の好きなサイトを紹介することもできる。
カタログは2006年7月に設立されたばかりのベンチャー企業。創業者で代表取締役社長の清水勇樹氏は現在25歳という。
World Catalogを開始した動機について、清水氏は「前職で海外企業との提携窓口となっていたときに、海外の情報について知る手段がなかなかなく、海外のサイトについてもどこを見たらよいのかわからないことに気が付いた。自分だけでなく、ほかの人も同じように感じていると知り、コンテンツになるのではないかと感じた」と説明する。「同じようなサイトとしては百式やAll Aboutがあるが、いろいろな国に対して門戸を開くのがWorld Catalogの目指すところだ」とした。
収益源は広告で、「海外の雰囲気が味わえる」ということを売りにした店舗などの求人情報や、海外の食事が楽しめる飲食店の紹介を掲載していく考えだ。
カタログではWorld Catalogを含めて年内に4つのサービスを開始する考えだといい、旅行プランをユーザー同士で共有するサービスなどを検討中だとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」