サイオは9月15日、電子商取引(EC)サイト運営支援ツールの新版「ネットショップ de 快速販売『速販』」(速販)を提供開始した。「Yahoo! ショッピング」や「楽天市場」など、複数の仮想商店街(モール)に出店するECサイトをまとめて管理可能。新たにモール間のデータ変換機能を追加した。
速販は、複数のECサイトの商品/受注/在庫データ管理や、決済、顧客関係管理(CRM)などを統合して行える。
ソフトウェアをコンポーネントに分割し、それらを必要に応じてユーザーに配信するSaaS(Software as a Service)型で、モールの仕様変更にあわせて各コンポーネントを自動更新する。ITに詳しくないECサイト運営者でも容易に扱えるとする。
また、モール間のデータ変換機能を追加することで、今後、複数店舗展開を検討するECサイト運営者の作業を軽減できるようにしたという。また受注データの同梱や複数の送付先の設定、商品画像の一括管理、顧客の氏名やメールアドレスから購入履歴をすばやく表示できる簡易顧客管理などの機能を拡充した。
料金は初期費用が1万4700円、月額利用料が4200円。サイオでは、ウェブサイトで評価版をダウンロード提供する。
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