マイクロソフトは米国時間9月13日、各国のプレスを集めたイベント「HardWare Launch Event 2006」の中で、キーボードやマウス、WebCam、ゲームコントローラ、プレゼンテーションツールなど、13製品を発表した。2006年10月から2007年2月にかけて発売するという。日本での発売時期や価格は後日発表される。
今回の数ある製品の中で、もっとも注目されるのが「一番エキサイティングで開発が難しかった製品」と語った「Wireless Entertainment Desktop 8000」だろう。価格は249.95ドル。日本では2万円台後半になると予測される。発売は米国では2007年2月としている。
Wireless Entertainment Desktop 8000は、Bluetoothを採用している。マウスやキーボードのバッテリーチャージャは、4ポートのUSB HUBの機能を備える。バッテリージャージャの上にマウスを置いたり、キーボードとドッキングさせることで充電できる。取り外しが自在で、マグネットを使用しておりキーボードをレシーバに近づけるだけでスルッとドッキングできる。フル充電すると、マウスは5週間、キーボードは1週間もつとしている。
また、Vistaをキーボードから起動できる「Windows Start Button」、メッセンジャーにワンボタンでアクセスできる「Windows Live Call Button」ほか、「Media Center Start Button」「Gadget Button」などVISTAの機能をキーボードから簡単に操作が行えるのも特徴のひとつだ。キーボードにバックライトを搭載しており、手を近づけるとバックライトが作動する。暗いリビングなどでも使用できる。また、キーボードも厚みは最薄部1.97cmと非常に薄い。レシーバーを付けない状態で、幅45.1cm×縦21.1cm。素材は、つや消しのアルミを使用した高級感のある仕上がりで、同社のこの製品への強いこだわりが感じられる。価格帯から見ても、これまでの同社製品のラインアップにはないラグジュアリーな製品といえるだろう。
このほかに、マウスとしての機能に加え、レーザーポインター、プレゼンテーションコントローラ、メディアリモートの4つの機能を1つに集約したノート向けマウス「Wireless Notebook Presenter Mouse 8000」、人間工学に基づく特徴ある「Natural Wireless Laser Mouse 6000」など魅力ある13製品が登場した。
製品の概要、価格(米国)、発売時期は下記のとおり。Bluetoothレシーバとキーボード、マウスとのドッキング機能、充電機能などこれまでにない製品だ。
価格:249.95ドル、2007年2月
Wireless Laser Desktop 6000
コンフォートキーボードを採用した、普及価格帯モデル。
価格:99.95ドル、2006年9月
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