クララオンラインとビットアイルは9月14日、サーバホスティングサービスの拡販などの業務提携を目的とした資本提携を行うと発表した。
クララオンラインは、2006年1月よりビットアイルのデータセンターを利用したサーバホスティングサービスを提供しているほか、バックボーンネットワークの一部をビットアイルのネットワークに接続している。今回の業務提携により、ビットアイルから安定してラックの供給を受けることができるほか、営業面での相互協力関係を形成していく計画だ。
また、業務提携を実現させるために必要な事業資金に充当することを目的として、クララオンラインはビットアイルに第三者割当増資を実施し、普通株式320株(発行済み株式数の22.7%)を割り当てることで合意した。株式の発行価額は1株75万円で、総額は2億4000万円となる。資本組入額は1株37万5000円で、総額1億2000万円。
ビットアイルの代表取締役社長である寺田航平氏は、「今回の提携は、仮想型ホスティングサービスで圧倒的な強みを有するクララオンラインと、データセンター事業を推進するビットアイルがそれぞれの強みを補完し合うことが大きな目的。今後、クララオンラインが仮想型ホスティングサービスでさらなる事業拡大を実現されることを期待している」と述べている。
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