i180には、AV入力用にSビデオおよびコンポジット端子が搭載されている。使用する際は、あらかじめテレビやデジタルレコーダーなどのAV出力端子とSビデオまたはコンポジットケーブルで接続し、iPodをDockコネクタ部に搭載しておく必要がある。
iPodにテレビ番組を録画するには、AV機器側の電源を入れて再生させた後、i180本体の「REC/STOP」ボタンを押すだけでいい。録画を停止するには、再度「REC/STOP」ボタンを押せばOK。録画中はボタンに内蔵されたLEDが赤く点滅し、録画が終了すると緑色に変化するので状況が把握しやすい。ちなみに、AV機器からのビデオ信号が入ってこない状態で「REC/STOP」ボタンを押した際は、録画スタンバイ状態に移り、ビデオ信号が入ると同時に録画がスタートする。
録画開始後は、一定時間後に自動的に録画を終了する「タイマー」機能を使用できる。タイマーは、デフォルトでは30〜180分の4段階で設定が可能だ。また、いったん設定した後に録画時間の延長もOK。いずれも、本体に搭載された「TIMER」ボタンを押すだけで簡単に設定できる。
録画した番組は、iPodのビデオメニュー→「ビデオPodcast」→「iLuv」に保存される(初期設定の場合)。メニューをたどってファイルを選択すれば、iPodのディスプレイで録画番組を視聴することが可能だ。
なおi180の製品パッケージには、専用ユーティリティ「i180 Setup」が収録されたCD-ROMが同梱されている。このソフトを使うと、タイマー機能で設定できる録画時間を最大360分までに拡大したり、録画ファイルの保存場所を「ビデオPodcast」から「ムービー」に変更したりできる。また、録画ファイルをPCにバックアップしたり、録画品質の変更も行える。いずれもiPod経由でi180に設定内容が転送されるため、PCとi180を直接接続しなくて済むのが便利だ。
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