日立製作所と沖電気は9月7日、金融機関向けASPサービス「ネットバキングEdyチャージサービス」を共同開発し、11月1日から提供を開始すると発表した。
ネットバンキングEdyチャージサービスは、銀行口座からおサイフケータイなどEdyへのオンラインチャージを可能とする、金融機関向けのASPサービス。サービスを利用する金融機関は、新たにネットバンキングシステムやEdyチャージ機能を開発することなく、短期間かつ低コストでEdyチャージサービスの導入、運用が可能になるとしている。
今回のサービス提供にあたり、日立は、個人向けネットワークバンキング共同センタサービス「FINEMAXサービス」と沖電気のEdyチャージサーバを接続するためのインタフェースを追加した。また、銀行口座を管理する勘定系システムとの接続部分を開発し、FINEMAXサービスの「Edyオプションサービス」として提供する。
沖電気では、金融機関が顧客にEdyチャージサービスを提供するうえで必要な機能、運用サービスを提供するため、FINEMAXサービスと連携するEdyチャージサーバ、および顧客の携帯電話に搭載するアプリケーションを開発し、「EdyチャージASPサービス」として提供する。
地方銀行の北洋銀行が本サービスを採用し、北洋ダイレクトモバイルバンキングサービスユーザー向けに、11月からEdyチャージサービスの運営を開始する予定だ。両社は2008年3月末までに10の金融機関に導入したいとしている。
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