シャープは、亀山第2工場にて生産する新パネルを搭載した液晶テレビ「GX」シリーズを発表した。サイズ展開は42V型、46V型、52V型の3タイプで、各サイズにアンダースピーカーの「GX1W」シリーズとサイドスピーカー「GX2W」シリーズの2タイプがラインアップされる。
新パネル「ブラックASV液晶フルスペックハイビジョンパネル」は、1920×1080ドットのフルHDタイプだ。亀山第2工場で生産される、2160×2460mmの第8世代マザーパネルから製造され、50V型クラスで6枚、40V型クラスで8枚の液晶パネルが一度に生産できる。
コントラスト比2000:1、動画応答速度は4msecと業界最高レベルのパネルスペックを持ち、現行機種以上の大画面化、高画質化が可能だ。
GXシリーズは、この新パネルを搭載した上で青、緑、赤の3つの波長に「深紅」を加えることで鮮明さと色の深みを再現する「4波長バックライト」を採用、視聴番組の明るさレベルに応じてバックライトの輝度を自動的に最適化する「ピュアホワイト」機能と合わせ、色再現力を向上させている。さらに全機種に節電効果のある「明るさセンサー」を内蔵することで、視聴環境に応じた見やすい映像を再現できる。
音質面でも、新開発の「1ビットデジタルアンプ」の搭載、高開口率スピーカーシステムの採用など、自然な音質再現にこだわった作りだ。
また、本シリーズより付属のリモコンを「AQUOSファミリンク」対応にしたことで、「AQUOSハイビジョンレコーダー」や「AQUOSサラウンド」も一括操作が可能になった。
搭載チューナーは地上、BS、110度CSデジタルチューナーを各2基ずつ装備、AQUOSファミリンク時に活用するHDMI端子は2系統のほか、i.LINK(TS)2系統、DVI-I入力1系統を用意している。
価格はすべてオープン。46V型、52V型は10月1日、42V型は11月10日に世界同時発売される。
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