日本にも「カレンダー2.0」の波--新サービスが続々登場

永井美智子(編集部)2006年08月23日 10時00分
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 次のキラーアプリケーションとして、多くのIT企業が注目する技術がカレンダーだ。米国では2005年12月に開催されたカンファレンス「When 2.0」において注目を集めていたが、その波が日本にも押し寄せたようだ。

 ティ・エム・エフ・クリエイトは8月22日、スケジュール管理機能を持つソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「Linkeys」のベータ版を公開する。企業で働く人をターゲットとし、自分が作成したグループの人とスケジュールやコンタクトリスト、作業リスト(To Doリスト)などを共有できる点が特徴だ。

 ティ・エム・エフ・クリエイトは営業支援システムの開発やコンサルティングを手がける企業。Linkeysも、人の生活をインターネットを使って支援するという発想から生まれたものだという。

 スケジュールやTo Doリストなどは、案件ごとに共有レベルを設定することが可能だ。また、コンタクトリストには実際にどのようなコンタクトをとったかを記録してグループ内で共有することもできるため、営業記録としても利用できる。Skypeとも連携しており、サイトから電話をかけることも可能だ。

 サービス利用料金は無料で、メールアドレスやニックネームなどを登録すれば誰でも利用できる。ただし、正式版では、データを共有する機能などを有料とする計画だ。料金は機能によって異なるといい、すべての機能を利用すると月額1000円程度になる予定だという。すでに料理学校やフランチャイズを持つ企業などでの採用が決まっているとのことだ。2年後に300万人の会員獲得を目指すとしている。

Linkeys Linkeysは自分のスケジュールなどを管理したい人のためのSNSだ

 このほか、ログリーはオンラインカレンダー「loglyカレンダー」のベータ版を公開している。スケジュールのほか、日記や特定の日時までに達成すべき目標などをカレンダー上で管理できるようにした。データはグループ内で共有可能だ。

 ユーザーが日常のデータを記録する「ライフログ」機能を備えており、睡眠、運動、食事などの生活記録をグラフ化して表示することもできる。現在は招待を受けたユーザーのみが利用可能だが、今後は広く一般に公開していく考えとのことだ。

loglyカレンダー loglyカレンダーは日々の様子をライフログとして記録できる
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