ロングテールはもういらない--Apple Wireless Mighty Mouse

Apple
MA272J/A
内容:Appleが夏にリリースしたコンシューマー向け製品は、小さいけれども日々コンピュータを使う上で重要なモノだった、それはマウスである。ちょうど1年前にUSBケーブルで接続していたMighty Mouseが、Bluetooth対応になって帰ってきた。リリース時点では残念ながらBluetooth搭載のMacでしか使うことができない(アップルのサポート外)が、その極上の操作感は、まるでそれはMacユーザーのための特権のようだ。

1年かけてしっぽをなくした

  • ぜひポータブルのMacユーザーは、このマウスを試してみるべきだ

 Appleがちょうど1年前にあたる2005年8月に、とあるマウスをリリースした。その名もMighty Mouse。「Mighty」とは、強大な、力強い、並外れた、といった意味である。昔からコンピュータを使っている人は、「マウスはApple Computerの顔」というイメージがあるのではないか。以降発売しているすべてのMacにこのマウスが付属となり、Mighty Mouseは新しいMacの顔となった。ちなみに、2005年8月のマウスの販売実績のデータを見ると、このMighty Mouseは日本で3週連続で首位を獲得するほどの売れ行きだったそうだ。その理由はこのマウスの使い勝手の紹介で触れる。

 そして2006年7月末に、Wireless Mighty Mouseがリリースされたのである。外観のデザインはケーブル付きのMighty Mouseと同じである。Appleがこれまでリリースしてきた1ボタンマウスと同様、表面のボディにはボタン部分とボディを分ける溝がなく、マウスの前半部分全体がボタンとなっていて、サイドではクリックしたまま親指と薬指でマウスを持ち上げられるようなガイドが付いている。そして中央には、クリックホイールの役割を果たしてくれる小指の爪よりも小さなボールが配置される。一見すると、4ボタンマウスだとは思えないデザインである。

  • 箱はコンパクトで、最近のAppleのコンシューマ向けソフトウェアと同じようなサイズ

  • 真っ白な表面にスクロールボールが浮かぶシンプルなデザイン

  • 背面。レーザーポインタにはふたが付いており、電源スイッチの役割も果たす


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