ソニーとソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは7月31日、携帯電話向けの16:9フルワイド2.74型液晶モジュールを共同開発したと発表した。
開発されたのは、縦横比16:9フルワイドの2.74型システムオングラス低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイモジュールだ。画素数は240×432画素で、QVGAと比較して情報量が約35%増加することになる。
7月より発売される「RD-A1」。価格は39万8000円となる |
また、携帯電話向けに共同開発した高画質エンジン「RealityMAX」を搭載することで、明るさとコントラストを画像に合わせて自動的に向上させる技術と、輪郭強調技術によって鮮明な画像表示を実現している。視野角は160度以上、独自の薄型高効率導光板を用いることで携帯電話の薄型化にも貢献するという。
今後ソニーはこのモジュールの商品化を進め、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズにてモジュールを搭載した携帯電話の商品開発を行う予定だ。
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