ジュピターテレコム(J:COM、森泉知行社長)は、8月から番組を供給する 事業者に対して「デジタル視聴率」を提供すると発表した。デジタル多チャン ネル放送の視聴率データを提供するのは日本で初めて。
デジタル視聴率は、「J:COM TV デジタル」加入者宅に設置されたデジタル セットトップボックス(STB)の双方向機能を活用する機械式調査で、関西・ 関東エリア各1000世帯のモニター世帯の視聴履歴情報を収集し、平均視聴率を 算出する。同社では番組供給事業者に対し、この方式で算出した「J:COM TV デジタル」基本チャンネル全48チャンネルの視聴率を、週報・月報で提供する。
番組供給事業者は、「デジタル視聴率」という新たな指標を導入することで、 デジタル多チャンネル放送の視聴実態が明確になり、各社のチャンネルの位置 づけを客観的に把握できる。また、取得したデータは広告媒体の販売ツールや 番組プロモーションの効果測定にも活用できるため、将来的な多チャンネル放 送のマーケット拡大につながるとしている。
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