ビデオリサーチインタラクティブは1月19日、2005年下半期におけるブログの視聴動向についてのまとめを発表した。発表によると、2005年7月から12月の6カ月間のブログ推定訪問者数は約2155万人となった。
調査は2005年10月に発表された総務省の調査「ブログ・SNSの登録者数」に協力した事業者をベースに、37社55サービスを抽出して集計している。この結果に、ビデオリサーチインタラクティブが1月12日に発表したSNSの訪問者数に関するまとめ(関連記事)を照らし合わせる形で視聴動向を分析している。
2005年下半期のブログの推定訪問者数は2155万人となっている。また、2005年下半期のインターネットアクティブユーザーに対するブログサイト接触者率は67.1%と、2005年前半ブログサイト接触者率61.4%から上昇している。また、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の訪問者491万人のうちの96%にあたる470万人が、ブログサイトも閲覧しているという結果が出た。
訪問者の重複状況では、全利用者のうちブログとSNSの両方を利用しているのが22%であり、SNSのみのユーザーはわずか1%にとどまった。これを照らし合わせると、SNSユーザーは非SNSユーザーに比べてブログ利用率が高く、SNSユーザーにおけるブログとの親和性の高さが証明されるとしている。
訪問者属性については、ブログ訪問者のボリュームゾーンは男女ともに35才から49才の層だが、SNSユーザーのボリュームゾーンは男女とも20才から34才となっており、傾向が異なっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果