Skypeは、Mac OS Xユーザー向けに、同社のVoIPクライアントソフトウェアのベータ版をリリースした。
「Skype for Mac 1.5 Beta」の新たな特徴として、見た目がよりシンプルになった点が挙げられる。しかし、その機能の大半は、電話番号をメニューから選択できる機能や、アドレス帳の移行を容易にする機能など、Windowsユーザーにはお馴染みのものである。
ビデオ通話機能が未だ実現されていない点は極めて残念であるものの、SkypeのコミュニティマーケティングマネージャーJaanus Kase氏がZDNet UKに対して7月25日に語ったところによれば、同社は「Skype for Mac Video Preview」もリリースする予定だという。
同氏によれば、これはビデオ通話機能を搭載しているという点以外、Skype for Mac 1.5 Betaと「まったく同じもの」だという。
Kase氏は、「正直なところ、これはまだ完成していない」と述べ、「しかし、Macユーザーの興味が大きいということがわかったため、技術的にいろいろ試してみたいというユーザー向けにプレビュー版をリリースすることにした」と付け加えた。
Skypeを利用すれば、そのユーザー同士はインターネットを介して無料で通話することができ、固定電話や携帯電話へも極めて低料金で通話することができる。このサービスは一般消費者にも企業にも人気が高く、Skypeの推定によれば、ユーザーの3人に1人はモバイルプロフェッショナルだという。
Kase氏によれば、MacユーザーはSkypeのユーザー全体からみれば少数派だというが、正確なユーザー数は明らかにされていない。同氏はMacユーザーを「たいてい、よりはっきりと意見を言う」、そして、「興味深く、刺激的な協力者」だと表現し、Macユーザーコミュニティが、Skypeのビデオ機能を「改良」するための力となってくれると望んでいると付け加えた。
なお、Skype for Mac 1.5 Betaは、同社のウェブサイトからダウンロード可能である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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