Schwartz氏は、「T1000とT2000は第4四半期(の会計期間)に初めて1億ドルを超えた。これは、製品の伸びとして、私が見たなかで過去最速の部類に入る」と述べた。また、x86サーバは年間5億ドルのペースで売れており、Sunは直近の四半期に同シリーズで1億2500万ドルの売り上げを計上した計算になる。
Schwartz氏は、「競合各社と戦って勝てる製品ラインアップがそろっている」と語っている。同社は、売れ行きがよいと判断したら、「価格を捨てて勝ち抜く意欲」を持ち、場合によっては利幅を犠牲にして顧客を獲得してきたという。
同社のサーバ出荷台数は14%増で10万台を超えた。伸び率はx86サーバが高く、53%増のおよそ3万台となっている。
Sunは自社製品の幅広い導入を推進するため、往復の送料をSunが負担し、同社のローエンドサーバを 60日間無料で試せるというプログラムを開始した。
Schwartz氏は、「われわれが配布するシステムの60%は、これまでSunと全く取引のなかった顧客の手元に渡った。新しい顧客の関心が集まる新しい時代に突入したと言って差し支えないだろう」と述べている。
同社は業務活動によって4億1000万ドルのキャッシュフローを生みだし、現金と有価証券は約48億5000万ドルに増加した。
Sunはまた、Java Enterprise Systemサーバソフトウェアの定期利用者が5万7000人増加し、利用者が累計約118万人に達したことも付け加えた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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