インデックス・ホールディングスは7月25日、海外事業戦略のてこ入れを行うため、新たな基本方針を発表した。
基本戦略として「Firm(マネジメント基盤の整備) to Grow(成長)」をキーワードに掲げ、さらに5つの基本戦略を設け、海外拠点ごとに具体的なFirmとGrowの戦略を打ち出している。インデックスグループは、この基本方針に基づいた事業展開により、2009年8月期には海外事業から4000〜6000万ドルの収益を目標とする。
5つの基本戦略は「グローバル・ディストリビューションPF(配信網)の実現」「オリジナルブランドの確立と自社IPの拡充」「グローバルカスケードシナジーの実現」「業界再編・ターンアラウンドの実現」「日本発のグローバル企業を実現」となっており、MobileVODを中心に、グローバルなプラットフォームとアニメ、音楽などの分野でオリジナルブランドチャンネルを構築し、全世界へ提供していく計画だ。
また、人員整備を実施するほか、マネジメント体制については、海外担当取締役を代表取締役社長の小川善美氏、取締役副社長の椿進氏の2名体制に強化する。そのほかホールディングス内の国際統括担当スタッフを増強し、米国、欧州、中国の3地域ごとに「グローバル・ストラテジー・ミーティング」を定例で実施する。さらに国内他ユニットのとのシナジー実現のための担当を設置などを行うなどして、経営、業界のサポートを強化し、各地域の成長戦略を明確化するとしている。
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