NTTレゾナントは7月18日、運営するインターネットポータルサイト「goo」における中国、台湾関連のコンテンツ(華流コンテンツ)の流通拡大を目的に、アーキウェブが実施する第三者割当増資を引き受け、発行済み株式の20%を取得したと発表した。
両社は、台湾のアイドルグループ「F4」の人気の高まりに代表される、台湾、中国エンターテインメントへのニーズに着目し、2005年12月より、華流エンターテインメントコミュニティサイト「ライブ台湾」を、また連動するサイトとして華流総合情報サイト「ライブ台湾 on goo」を開設し、台湾、中国のエンターテインメント情報の発信や、ドラマ配信をしている。
今回の提携は、2008年の北京オリンピックや2010年の上海万博を控え、今後さらに高まることが予想される華流コンテンツのニーズに対応するためのもの。両社はこれに基づき、ライブ台湾 on goo上での配信ドラマの拡大、関連EC事業の強化、観光情報の提供など、gooが提供する各サービスとの連携を図る。また、NTTレゾナントより1名をアーキウェブの非常勤取締役として派遣するとしている。
両社は今後、台湾、中国のテレビドラマを中心に、バラエティ番組やオリジナル制作の情報番組や映画の配信を通じたコンテンツの拡大、およびgooが保有するRSSリーダー、ブログ、地図などの各サービスやツールとの連携強化を図る。また、アーキウェブを通じた、台湾、中国向けの日本コンテンツの供給にあたり、共同配信などの事業について引き続き検討するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」