サイボウズの子会社でブログ関連サービスを提供するフィードパスは7月14日、RSSフィードリーダーの「feedpath」をリニューアルした。Fast Search & Transferの検索エンジンを使ったフィード検索機能を導入している。
検索結果をキーワードで絞り込むことができる点が特徴。ユーザーが入力した検索キーワードに関連したキーワードが画面の左端に表示されるようになっている(画面)。このキーワードは、ほかのfeedpathのユーザーがそれぞれのフィード記事に対して付けたタグを頻出順に並べたもので、「人間の判断によるフィルタをかけることによって、ユーザーの意図に近い結果へと絞り込んでいける」とフィードパスでは説明している。この機能は、Fastの検索エンジンをフィードパスがチューニングをして実現した。
また、複数のブログに対して記事を投稿できる機能「Blogエディタ」では、書籍などのレビューやイベントの告知などを簡単に投稿するためのテンプレートを追加した。「マイクロフォーマット」という構造言語を利用しており、このテンプレートを使うことでページが検索されやすくなるという。レビュー記事にはhReview、イベント記事にはhCalendarというマイクロフォーマットを利用している。
Google Mapsの地図データやAmazonの商品データ利用のAPIに対応しており、特別な知識がないユーザーでもGoogle Mapsを使った地図や、Amazonのアフィリエイトリンクをブログに掲載できるようになっている。
なお、フィードパスは同日、法人向けにfeedpathをベースにした情報管理ツールを販売していく計画を明らかにしている。feedpath事業の収益は法人サービスなどから上げていく考えだ。
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